ビジネス脳はどうつくるか 今北純一著

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以前に「ミッション」と言う本を読んだが(簡単な感想はこちら)、その著者が自分の思いをぶつけた本とも言える。事実、あとがきによれば、鮨屋での熱い想いの話からこの本は生まれたらしい。

表題と内容は、あまり関係ない。気づいたキーワードは以下のとおり。既知のものもあるし、新鮮なものもある。

  • 個人のミッションと仕事(ビジネス)のベクトルをあわせる
  • 左岸(顧客)視点で考える。目に見える顕在需要、顧客の意識にある潜在需要よりも、顧客も気づいてはいないが、必要不可欠となる「絶対需要」を知ることで競合に勝てる。絶対需要の掘り起しには、構想力やイマジネーション、マネジメント手法や先を読む力が必要になる。
  • 「フィリップスは、これまで自社のコアコンピタンスがなんであるかを見極めた上で、それから事業機会を求めるというやり方を撮ってきた。これからはそうではない。事業機会を獲得するには何が必要かを見極め、それから、そのためのスキルとコンピテンスを自社内で涵養するか、もしくは戦略提携を通じて補完していく」(フィリップスCEO クライスターリー)
ビジネス脳はどうつくるか
ビジネス脳はどうつくるか今北 純一


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このページは、thikが2008年7月15日 23:27に書いたブログ記事です。

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