元善光寺から善光寺までの旅~ウルトラオリエンテーリング~

先週は、元善光寺から善光寺まで、旅してきました。

2万5千分の1の地図 A4サイズ 28枚の旅でした。

初日は暑く、二日目は寒いという、コンディションはベストではありませんでしたが、昔を偲びながらとても良い旅ができました。

旅の日記は、とても長くなりました。(写真はクリックすると大きくなります)

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こんなコース

コースは、長野県を南から北に進みます。

途中で4つの峠を越えます。特に、松本を過ぎての3つの峠は、善光寺街道のハイライトです。

では、旅の日記の始まりです。

前日

大会への公共交通機関は、朝5時の飯田発の電車だけです。そのため、前泊は必須となります。
新宿15時5分発のバスで飯田に向かいます。

渋滞は嫌で電車も調べましたが、バスの方が速くて便もあって便利でした。ほぼ中間地点の双葉サービスエリアの20分の休憩時間に、早めの夕食としてカレーを食べました。

バスには伊那のラッピングがありました。今回は通過してしまいますが、ゆっくり散策するのもよさそうです。

平日の夕方は中央道も空いていて、定刻より早く飯田駅に到着。今日の宿は駅から2分の飯田ステーションホテルです。和室を予約できたので、荷物を広げて準備ができます。
朝食用にコンビニで稲荷ずしと、遅い夕食(また、食べました笑)としてコンビニ弁当を食べて、21時には就寝しました。

1日目、スタートまで

土曜日から日曜日の長い旅の始まりです。

暑さと夜への準備

3時半に起きて支度を始めます。今日は25度を超える暑さになる予報なので、ロングタイツは無し。ふくらはぎのゲイターとランパンにしました。
上はファイントラックのドライナミックメッシュにトランスエゾの薄いTシャツ。トランスエゾと同じ冷感アームカバーも付けました。ワークマン製で、いい感じです。

荷物をデポできる松本エイドへの到着は、夜中の3時ころの予定です。冷えることを想定して、雨具(上)と手袋、ネックカバーも持ちました。

他には、ポカリスエット500とアクエリアス900、コーダのジェル4つと、コンビニで買えるジェル2つ、塩つぶとのど飴を持ちます。
忘れてならないのはライト。ヘッドライトと、予備用にハンドライトを持ちました。
これで走るのか…という重さになりましたが、仕方ありません。

貸切電車?

飯田駅ではSuicaは使えず、また券売機は1つだけです。

並んで切符を買うのは、たぶん参加者でしょう。そして乗車しているのも、参加者だけ、のようでした。乗車率70%くらいと、JRの方も驚いたのではないでしょうか。
電車は2両編成のワンマンです。これで茅野まで行ければ楽なのに…


元総社の駅までは10分くらいでした。
降車口は運転手すぐ後ろの扉だけなので、降りる時は並びます。

駅からスタートの元善光寺までは歩いて5,6分です。

受付します

受付で、地図とGPSを受け取ります。
ビニールで閉じられた地図は、防水対策も万全です。最初にもらえるのは、第2エイド(箕輪エイド)までの地図。約63km分で、A4両面で5枚になります。
GPSは、主催者が参加者の位置把握に使います。

10分前に主催者の説明がありました。早朝、また少人数のため、マイクなどは無くても十分聞こえます。

元善光寺で記念撮影して、スタートです。


(公式写真からお借りしました)

第一エイド(与田切公園)まで

オリエンテーリング形式ですが、推奨走行ルートが記載されていて、あまり悩むことはありません。コントロールで間違いなく写真を撮って行けばOKです。

しばらくは集団走になります。なので、先に見える参加者が立ち止まっていれば、そこがコントロールです。

写真を撮って通過証明

第1チェックポイントは、市田柿原木の地、です。今回のオリエンテーリングのルールは、チェックポイントで指定された写真を撮ることです。これで通過した証明になります。

写真の写っているのはカメラマンさんです。バイクに乗って、行ったり来たりして沢山写真を撮っていただきました。

昔をしのぶ道

推奨ルートは、古くからある道を選んでいるようです。馬頭観音や庚申塚があちこちに、そして沢山ありました。昔の人の信仰がしのばれます。


写真にあるような、双体道祖神も、あちこちで見かけました。

「田切」を進む

このあたりでは、川をを横切ったら、次は登りと決まっています。川が侵食して周囲より低い場所を流れているので、川を越えるためには一旦下り、そして登る必要があるためです。「田切」と言うそうです。(主催者に解説していただきました)
JR飯田線がくねくねしているのも、この「田切」を越えるためだそうです。納得。
そして、「旅」は、たまに「田切」をまっすぐ越えていくので、急な下りと急な登りがセットであります。
これがなかなかキツイ!

登りは水分補給の時間、と割り切って歩いて進みます。

大きな川を渡って、第1エイド。ここでは水分と簡単な補給です。

第1エイド到着

到着したのは9時5分前。第1エイドは9時30分に閉鎖です。ギリギリですが、そもそもギリギリの予定なのでこんなもんでしょう。というか、ちょっと早目です。

残りは7人くらい、と教えられました。気にしない、気にしない。

第二エイド(箕輪)まで

エイドで水をもらい、出発します。
(エイドの写真、撮り忘れたなあ)

ゆるゆると登っていきます。天気予報の通り、晴れてきました。
広い風景になりました。サイロがあって、北海道みたいですね。

庚申塚を、また見つけました

(写真以外にも、もっとたくさんあります)

たまにはオフロード

初日の伊那谷のルートは、ほぼ舗装道です。ですが、たまにオフロードもあります。

日差しを遮るものがあると、助かります。帽子を脱いで、換気です(笑)

光前寺にお参り

立派なお寺、光前寺にお参りです。ここもチェックポイントでした。光前寺は、早太郎伝説のお寺で(知りませんでした)、参拝者も沢山居ました。マスクが必須です。

 

 
再び観光地を通ります。大田切川を渡るこまくさ橋からは、駒ケ岳方面が望めます。




(公式写真をお借りしました。写真の時はマスクなし、です)

カブトムシ!

川沿いの公園を下ると、カブトムシ出現! 

何かの由来があると思うのですが、よくわかりません。

ここからは緩い下りです。気持ちいい道が続きます。
が、棒っとしていると曲がるところを見落とします。地図から距離を測り、歩測と周囲の目印と照らし合わせながら進みます。

中央エリアもよさそうですが、コースは右の「東エリア」です

田植えの時期

この週末は、あちこちで田植えをしていました。機械で田植えをしているのが多かったのですが、こちらは手植えのようです。子供も手伝っていました。

やっぱり庚申塚

これだけ並ぶと、壮観です。

でっかい!のもあります。

お昼はコンビニ

行動食としてジェルを持っていますが、お腹が膨れません。
12時を過ぎたので、推奨コースから少し外れたコンビニに寄りました。
(地図にはコンビニの場所の記載もあります。助かりました)

腰を下ろして、暖かい麺を食べます。スティックパンも食べました。
冷たいポカリスエットも補充します。

ルートに戻って、先に進みます。午後1時頃、気温は25度を超えていたでしょうか。暑いです。

米の道

途中に、「米の道」の石碑がありました。

伊那谷から木曽谷に抜ける、権兵衛街道の一部でしょうか。

いい感じの石橋を越えて進みます。

菜の花、満開です。

暑かったので、先程のコンビニから1時間しかたっていませんが、再びコンビニへ。ポカリスエットとアイスを補給です。暑かったなあ。

馬とダチョウ

馬とダチョウがいる「みはらしファーム」を進みます。炊事場で冷たい水を飲ませていただきました。

 

温泉もあって、入りたかったなああ。

仲仙寺へお参り

やっと次のチェックポイントに着きました。仲仙寺です。

庚申塚があります。信心深いですね。

もみじ?
 

はしごで登るのかな?気(木)を付けてくださいね~

お参りもします。

「馬は絶対に人を踏みません」「馬は衝突をしません」
ということで、蹄鉄のお守り、だそうです。

やっと着いた、第2エイド

ここからは下り基調で、第2エイドの箕輪エイド、松島大原公園に着きました。
到着は16時10分。予定より10分速かったです。
公式では、ここまで63kmですが、手元のGPSでは65.5km。2.5kmは寄り道と迷い道ですね。

ここの関門(出発時刻)は17時なので、少し余裕がありました。ですが、暑いですね。

第三エイド(松本)まで

ライトチェックで地図を受け取る

箕輪エイドでは、ライトのチェックを受けます。この先は夜になるのでライトは必須です。
チェックがOKとなったら、松本エイドまでの地図をもらえます。
再び、A4サイズで9ページ分です。両面で封入されて、5枚です。

水とレモンウォーターを受け取ります。15分くらい休憩したでしょうか、長居になりそうだったので出発です。

水路を渡る!?

橋を渡ります。石橋で面白い形をしているなあ、と思ったら、昔は水路だったのです。
大正時代に作られ、岡谷から引水して、全長26km。すごいなあ。
 

六年仁組?

説明には「伊那小学校六年仁組」とあります。「六年二組」ではありません。
調べてみると、伊那小学校は「通知表の無い学校」だそうです。公立小学校ですが、楽しそうですね。

地元のランナーとお話

水路に沿って歩きます(走っていません(笑))1キロ10分から11分で計画して、歩いても大丈夫の計算にしていました。

向こうから、地元のランナーが走ってきました。ゼッケンを着けて歩いている(走っていない)ので、話しかけやすかったようです。大会を説明したら驚いていましたが、「マラソン大会がほぼ中止になる中、そういう大会も良いですね」と言っていただけました。来年の参加候補者!?でしょうか(笑)

そんなことをしていたら、次のチェックポイントを見逃して、300mくらい戻ることになりました。一つでも見逃すと完走ではないので、注意が必要です!

何度目かの道祖神

再び道祖神。甲子の石碑もあります。昔からの道ですね。

菜の花摘み

1回100円、詰め放題だそうです。

コンビニで夕食

17時30分頃になりました。再び推奨ルートを外れてセブンイレブンに向かいます。
距離的にもロスが無い場所にあるコンビニのため、先行のランナーも何人かいました。

ここでは、おにぎりとパンを仕入れます。飲み物も買いました。
暑かったので、暖かいものはパス。

電車を見送る

塩尻行きの電車が追い抜いていきました。あれに乗れば楽なのに~

ホタルとアマビエ神

川の左岸に来ました。コースは走りにくい国道をうまく避けながら設定してあります。

ここは、蛍がいるそうです。そして、アマビエの神様も!疫病退散!

夜モードに切り替え

18時半を過ぎました。完全に暗くなる前に夜モードに切り替えます。
帽子を外して、ヘッドライトを装着します。

牛首峠越え

ここからは、まっすぐに塩尻に向かわず、牛首峠を越えて中山道に向かいます。
この牛首峠は、15年間だけ中山道だったとのこと。「初期中山道」とも言われています。

峠にはお玉が池があります。「縁結びの峠」だとか。

中山道を進む

本山宿に来ました。五街道のうちの一つでなので、史跡もしっかり残っています。

 

洗馬宿には、荷物貫目改所があったようです。中山道では3宿だけだったとか。
 

善光寺街道に入る

善光寺街道(北国往還)に入ります。ここで、中山道とお別れです。

ここから松本までは盆地になります。松本城まで、ほぼ一直線の道です。
そして、川の流れに沿って進みます。わずかですが、下りの道です。

夜でも歓迎?郷原宿

明るい?郷原宿に来ました。

 

着いたのは夜の11時過ぎ。近くのファミマは11時閉店、と書いてあったのですが、声を掛けたらOKとのことで、アイスコーヒーと夜食を頂きました。ありがとうございます!

この後も、お腹が空いていたのでローソンによって、シュークリームを食べました。

松本の市街地では、信号に引っかかりながら進みます。

松本城に到着

松本城をぐるっと回って、松本神社が第3エイドです。
 

第四エイド(西条)まで

到着は1時50分過ぎで、予定より1時間早いです。予定より早いペースで牛首峠を越えられたのが理由でしょうか。

エイドで休憩

靴を脱いで上がり、横になります。
暖かい味噌汁を頂いて、まずはくつろぎます。
ここの松本エイドでは、預けていた荷物を受け取れます。
荷物には着替えや行動食を入れていました。行動食を補充しましたが、着替えはせずにそのまま進むことにしました。
ただし、寒くなることを予定して、ロングタイツを履いて、着替え用のTシャツは重ね着用として持っていくことにしました。

ここまでの10枚の地図をゴール行の荷物に入れて、代わりにゴールまでの最後の地図を受け取ります。これもA4サイズで10枚。両面で5枚がビニールに密封されています。

仮眠を取ろうかと思ったのですが、雨の予報だったので進むことにしました。

玄関で靴を履いていると、寒い! Tシャツを重ね着して、更にレインウェアを着こみます。
手袋もして、再スタートです。

まずは緩やかな登り

次の西条(にしじょう)エイドまでは、仮谷原峠と立峠を越えます。仮谷原峠の手前にある岡田宿に向かう道は、緩く登っていきます。

峠に向かう砂利道で、雨が降ってきました。それ程強くはありません。

真っ暗なので、ヘッドライトだけが頼りです。
ランニングシューズだったので、滑らないように注意して登ります。

仮谷原峠を通過

無事に仮谷原峠に着きました。

下りも急なので、慎重に進みます。ロードを歩くより遅い速度でした。

下り切ると、明るくなってきした。しばらくは舗装道を進みます。
朝5時半。雨も上がってきました。

缶コーヒーで眠気を飛ばす

雨も小降りになり、舗装道になって気が緩んだのでしょうか、急に眠くなりました。
車は少ないとはいえ、危なく感じました。ちょうど自販機があったので、缶コーヒーのホットを飲んで、気分転換しました。

正面に見えるのが会田宿。次の立峠の手前にある、山の斜面の宿です。

会田宿を通過

会田宿は、昔の雰囲気が残っています。



汗をかくので、重ね着したTシャツは脱いでビニール袋に入れて背負います。地図も入れ替えて、2枚目に進みました。

立峠への登り

立峠への最後の1㎞は、急な山道です。ところどころに標識があって、くじけそうな心を引き留めてくれます。


立峠!

無事に立峠に着きました。

ここには茶屋もあったそうです。
昔はここから最後の峠を望んで、「あの山を越えれば善光寺平」と休憩したとか。
「まだ1つ越えなければ」とネガティブ思考にならないのが、信仰の力でしょうか。

下りは石畳です。雨で濡れていて、滑らないように注意しながら進みます。
道普請が大変なので、石畳にしたようです。。

乱橋の街を過ぎ、中の峠を越えれば西条エイドに到着です。

ゴールの善光寺まで

西条エイドに着いたのは7時半過ぎ。予定より1時間早いです。

エイドで休憩

西条エイドでは、水とレモン水を頂き、かし原のようかんをいくつかいただきました。
ウルトラオリエンテーリングでは超長距離なので参加者はばらけています。
なので、エイドの人も大変です。感謝です。

西条エイドからゴールまでは39km弱。フルマラソン1本分です。とはいえ、既に140km以上進んできたので歩いて進むことにしています。

トイレに寄って、再スタートです。

昔ながらの道

地図を見ると、道に沿って家がつながっています。舗装されてきれいな道ですが、昔ながらの道なのでしょう。

雨が強くなった

雨が強くなってきました。上半身は雨具を着ていますが、下半身はタイツとランパンだけ。冷えてきます。手袋も防水ではなく、冷たく感じます。

脇にはJR篠ノ井線が走っていて、リタイアも頭をよぎります。坂北駅の手前で、玄関から「頑張れ」と男の子から声を掛けられました。ありがとう!!と声をかけて、駅を通過します。

見事な大切通し

街道には「大切通し」があります。重機のない時代に、これを作ったのはすごい!

地図を見て、少しショートカット。「善光寺街道」の看板もあるルートなのですが、歩道のない国道なので、主催者は安全を考えて別ルートを推奨したのでしょう。

雨が強くなって寒く感じてきたので、公民館の屋根を借りて再びTシャツを重ね着します。

歴史ある街道

あちこちに善光寺街道の説明もあって、歴史ある街道なのだなあ、と再認識しました。


とはいえ、雨は強い!

最後の峠、猿ケ馬場峠

いよいよ、最後の峠となる猿ケ馬場峠を登ります。
国道をショートカットしながら聖湖に向かいます。

登り切ると、聖湖です。雨で気温も低く、人は少ないです。

オフロードバイクで走る公式カメラマンさんに遭遇し、写真を撮っていただきました。


(公式写真からお借りしています)

帽子を脱いでいるので、雨は止んだのでしょうね。

ここから一気に下ります。下ったチェックポイントでは、すっかり雨も上がったので、雨具は脱ぎました。

再びカメラマンさんにお会いできました。



いい写真をありがとうございます。

コンビニで昼食

朝ごはんもコンビニでサンドイッチと思っていましたが、雨でずぶぬれで入店するのも気が引けたし、あとの天気も不明なのでなるべく進んでおこうと思い、エイドでもらったようかんや、コーダ(旧ショッツ)などの行動食しか食べていませんでした。
お腹が空いたので、ちょうど12時に通過した稲荷山のコンビニで、お昼ご飯。

カップラーメンのカレーが食べたかったので、ポークウインナーとともに頂きました。
気温は高くないので、昨日とは違い、水分の補給はしていません。

のこりは15kmくらいでしょうか。時間はありますので、ゆっくり歩いて進みます。

北国街道と別れる

篠ノ井追分宿は、北国街道との分岐点です。


ランニングコースにも設定されているようですね。

この先は、昔の街道を広げて2車線にした道のようです。車の往来があり、注意して進みます。

犀川を渡る

いよいよ長野市街に入ります。
その手前にあるのは、犀川です。昔は渡しがありましたが、今は立派な橋で越えます。

市街地なので、マスクが必須です。
長野駅を越えて(少し迷いました)、善光寺の参道を進みます。結構な登りでした。

参道では、公式カメラマンに撮影頂きました。最後までありがとうございます。

無事にゴール!

無事にゴールです。オリエンテーリングなので、ゴール時間を記録します。

ゲートで記念写真。ああ、着いた~

善光寺にお参り

善光寺にお参りして、荷物を受け取ります。

完走証は御朱印

全部で58個のチェックポイントの写真を厳正にチェックしていただき、全部通過していたことがわかると、完走証として元善光寺と善光寺の御朱印を頂くことができました。

シャワーを浴びさせていただき、さっぱりして着替えて帰路に着きました。

旅をしてみて

2日間、186.3kmに及ぶ旅でした。公式は175.4kmなので、10km以上迷ったり余計に走ったりしたようです。

28ページ及ぶ地図を改めてみると、いろいろなことが思い出されます。

伊那谷の三州街道、そして善光寺街道、その間をつないた(初期)中山道、いずれも昔の人の想いをとても感じた道でした。庚申塚がこれほど頻繁にあるのは、初めてでした。

そして、その道が今でも引き継がれていること、またしっかり管理されていることに、地元の愛を感じました。

オリエンテーリングという形をとって、旅をさせていただいた主催者に大変感謝しています。ありがとうございました。

そして、できれば、善光寺街道は天気が良い日に改めて歩いてみたいなあと思います。

おまけ
山道もあったので、ほぼ新品のランニングシューズ(ミズノ ウェーブスカイライズ)は、かなりすり減っていました…


おわり。

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