先週の日曜日に、長崎県五島市で行われた「第18回五島つばきマラソン」に参加しました。
雨でしたが、コースも、ボランティアの皆さんも、エイドも、大変素晴らしいものでした。
コースが素晴らしい
五島列島の福江島の北部を周回するコースです。フルマラソンの大会ですが、コースはウルトラマラソンに似ています。すなわち、
- 風光明媚
- アップダウンが多い
です。
風光明媚なコース
スタートとゴールは、福江島北部にある道の駅「遣唐使ふるさと館」です。まずは東に向かい、魚津が崎に着きます。
ここからは、一気に登って「楠原教会」など、江戸時代のキリシタンの色が濃く残る場所を通過します。
再びスタートに戻った後は、西に向かいます。
「遣唐使旅立ちの路」という、海岸に面した草原の間を颯爽と(?)進みます。
晴れていれば景色は最高!のはずです(笑)
また、1km毎の表示、トイレ手前200mの看板、給水所500m手前の告知など、標識は完備されています。
そのため、初めて走るコースでも戸惑うことなく完走できました。
といいつつ、この看板はご愛敬ですが(笑)
アップダウンが多い
スタート15分前から始まった(!)開会式で、ハーフマラソンを走る市長さんもお話しされていましたが、
アップダウンはきついです。
島の集落をつなぐ道なので、集落の間はプチ峠越えになります。結局、私のGPS付心拍計であるエプソン SF-810では、累積標高は761mになっていました。
なお、開会式が終わったのは、スタート5分前。でも、それから整列しても十分に間に合うのは、参加者が500名足らずの大会だからでしょう。
ボランティアが素晴らしい
前日の受付では満面の笑顔での応対でした。ちょうど「椿祭り」の真っ最中で、地元の伝統芸能の「ちゃんここ」が披露されていました。もちろん、一般の人も見学に訪れていましたが、ウルトラマラソンでよくある「前夜祭」の様で、楽しめました。
沿道や給水所では、ゼッケン番号を見つけて名前を叫んでくれます。岐宿中学校では、中学生が雨の中ずらっと並んで、皆で名前を呼んでくれました!
エイドが素晴らしい
スポドリ、水、塩、梅干し、バナナ、そして五島の名産品である「かんころ餅」を焼いてありました!
これが「かんころ餅」です。
ランのエネルギーになる炭水化物で、雨で冷えた体に暖かい餅はとても良かったです。
ちょっと大きいプチトマトの「ルビートマト」も、あちこちのエイドにありました。これも五島名物だそうです。
暖かいお汁粉やコーラなどもあり、ランナーの心をよくわかってくれていると思いました。
ゴールした後は、近大マグロや鬼鯖寿司のお接待。そして、食べ放題のカレーや後藤うどん、唐揚げ、サラダで満腹です。
まとめ
タイムを狙うガチなフルマラソンとしてはちょっと…ですが、ウルトラマラソンやマラニックと思えば、とても素晴らしい大会でした。
人数もフル、ハーフ、を合わせても500人程度でしたので、混雑も全くなく、ストレスなく楽しめました。
来年は、被り物で楽しもうかな、とも思いました。
おわり。