cnetに、台湾FIC、プログラム可能なLinux携帯電話を発表という記事があった。
携帯端末には沢山の機能が乗っているが、ユーザが自由に入れ替えすることは出来ない。一方、PCはユーザの好みで機能を追加することができる。携帯も、PCのように、自由に機能を選択できるようになるのだろうか?
あと3年位すると、携帯電話も、今のPCと同様にBTOや好みのプログラムのインストールなどによって、自由に構成を変えられるようになると思う。
理由は3つ。
- 技術的に可能になってきている。
LinuxなどのオープンソースのOSが台頭し、ユーザが変更できる範囲が広くなってきた。また、パーツのモジュール化が進行し、比較的容易に携帯電話が開発できるようになってきている。
- 顧客が望んでいる。
「全部入り」の端末ではなく、自分の利用シーンに応じた端末が欲しいという人が増えているように感じる。KDDI au design projectが再びコンセプトモデルを提示したのも、この表れではないか。クローンPCならぬ「クローン携帯」の出現による低価格化も期待されているのではないか。
- 課題はあるが、解決可能。
cnetの記事では、認証が課題であるといっていたが、W-SIMのようにハードウェア化などの手段でブラックボックスとすることにより、キャリア認証問題はクリアできるのではないか。
もし実現したら、要らないアプリを削除して、さくさく動く、小さな携帯電話が欲しい。
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