IBMの元会長の著者が、中学生を想定して「仕事とは何か」をわかりやすく記した本。語り口調でかかれていて、また活字も大きいため、すらすらと読めます。
構成は、著者が入社してからの時系列順のエピソードに触れ、そこから導き出せる「仕事の要(かなめ)」について説いています。エピソード自体は非常に平易のために、中学生が読んでも理解できるでしょう。そして、ごく自然に「だから、これが大切なのですよ」と言われると、すっと飲み込めてしまう。わかりやすい本です。社外取締役等のくだりは、ちょっとわかりにくいかな。
書かれている内容自体は、それほど目新しいものはありません。でも、「このレベルまで噛み砕いて説明すると、わかりやすい」という良い実例だと思います。
経営者、15歳に仕事を教える | |
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