製品の優位性を確保するために、模造品を防ぐ必要がある。それには、秘密を貫く方法と、特許を取得する方法の2種類の手立てがある。
秘密主義でコピーを防ぐ場合には、秘密が一部の人しか知り得ない場合には有効である。また製品が複雑である場合や、秘密が明文化されておらず暗黙知となっている場合に有効である。また、製品そのものほり、製造プロセスの方が秘密にしやすい。
特許を取得する方法でも知的財産を管理することができる。だが、特許となるものは限定されており、単なるアイデアでは特許にならない。また、秘密主義とは異なり、費用がかかる。米国のみでの特許権を取得する場合には1万5千ドル程度、世界で周辺特許まで含めてカバーしようとすると10万ドルを超える費用がかかり、ベンチャー企業にとっては大きな投資となる。
プロフェッショナルアントレプレナー 7章 知的財産を管理する
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再度読み返した。やはり、チェックリスト的に使う本だと思う(本自体もそのような体裁... 続きを読む
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