今後、仕事や生活を進めていく上で必須のスキルとなると著者らが言う「問題解決手法」。本書は問題解決手法(PSA)そのものや、データの調査方法、結果の表現方法(データからチャートへ)、MECE(漏れなくダブり無く)に考える為のフレームワークなどに触れている。巻末にeラーニング用のCDROMが付いており、本書合わせると効果が出るのであろう(但し、CDROMは一部しか収録されていない)。
以前、会社で受講した研修(ビジネスブレークスルー社主催)を、本の上で表現しようとしたのだろう。本書にある図(Powerpointがベースになっている)も、見たことのあるものが何枚かあった。PSAについては一通り触れられているが、「知る」と「できる」は大違い。自分で手や頭を動かして習得する必要があるだろう。本書を読めば「実戦!」ができるようになるわけではなく、「実戦!」をするための手がかりが得られる、というところか。
実戦!問題解決法 | |
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