フロイデの会長で、アスキーサムシンググッドの社長など、数々のベンチャーを立ち上げてきた著者が訴える「成功力」とは、「何が何でもやる」という気合とそれを愚直に実行する実行力だ。
良いと思ったら成功するまで実行するのが成功の近道と説く。そして、そのような当たり前のことを実行できる人は非常に少ない現実も述べ、だからやれば成功すると鼓舞する。
ナンバーワンになるためには24時間365日働くのは当然であり、成功するためには同様に努力している競合を蹴落とすために更に努力する必要があるという。
昨今はワーキングシェアやワークライフバランスなどが流行であり、著者はそのような価値観も否定してはいない。但し、ある分野で第一人者になろうとするのであれば、本書にあるように寝食忘れて打ち込む必要があるのも事実だろう。
非常に勇気付けられる、また自分の意志を再確認させられる一冊だった。
坂本桂一の成功力 | |
坂本 桂一 おすすめ平均 こういうことにきちんと触れなければいけない 成功への道しるべに がんばろうという気になる 教育に使えそう 知識だけでは成功できない Amazonで詳しく見るby G-Tools |
コメントする