ニューヨークで携帯電話を使った支払いサービスが試験運用するそうだ(cnetの記事から)。
日本では携帯電話の通信事業者(NTTドコモ)が中心となって決済サービスが進んでいるが、米国ではサービスの主体はMastercardのようだ。携帯電話のメーカ(Nokia)とキャリア(Cingular)は、決済サービス自体では収入が無いが、機材やネットワークの顧客増で儲けるのだろう。
日本では、消費者へのリーチ力は、携帯事業者のほうがクレジットカード業者よりも勝っていた。クレジットカードの発行主体が金融機関に分散しているのと、まだまだカードよりも現金社会だったからだろう。
一方、米国では、クレジットカードの浸透度合いが日本よりも高く、携帯事業者よりも馴染みがあったのではないか。そのため、クレジットカード会社が主体でサービスを始めることが出来たのだろう。
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