「リーダーシップ」の必要性を説いた本は多いが、本書は「スポンサーシップ」が必要と言う。
リーダーシップで引っ張っても、そもそも実際に力となる社員が「その気」にならないと仕事は進まない。それよりも、社員の「スポンサー」として上司を位置づけ、また失敗しても復活できるセーフティーネットを設けることによって社員のやる気を出させる必要があると説く。また、小さな部署で変革の成功例を体験させながら全社に広めることも必要という。
ステレオタイプかもしれないが、優秀なエクゼクティブがトップダウンでワーカーを使いながら業務を進める米国型企業と、現場の優秀なプロフェッショナルの力で「カイゼン」しながらボトムアップで業務を進める日本型企業。「スポンサーシップ」「セーフティネット」は、まさに日本型企業で成功パターンを興すために必要な方策だろう。
なぜ社員はやる気をなくしているのか | |
柴田 昌治 おすすめ平均 本来、こうあらねばならない。 リーダシップにおける問題点を把握するのに役立つ ヒラが経営意識を持つためには 真面目で信念があり、下の意見を聞かない幹部が会社をつぶす 具体的な方法論を展開 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
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