2007年2月アーカイブ

経営の「超グル」と呼ばれる著者の、異質のシリーズ。スリムな手帳のサイズで、フルカラー。良質の紙を使ってふんだんに写真がある。150ページ弱の本。

うーん、読もうと思ったのですが、目がちかちかして、途中で断念。多分、エッセンスがぎゅっと濃縮された良い本だとは思うのですが。左脳にで読書する、というよりも、右脳に叩き込む、という感じの本なのでしょう。


このシリーズとして、
トム・ピーターズのマニフェスト 1 デザイン魂。
トム・ピーターズのマニフェスト 2 リーダーシップ魂。
トム・ピーターズのマニフェスト 4 トレンド魂。
があります。ランダムハウス講談社から、各1600円です。

著者は、東京大学で機械工学を専門として研究をしていた中で、失敗(試行錯誤)のノウハウを集積して「失敗学」として体系化した。本書は「失敗学」を学問として捉えた本ではなく、「失敗学」の考え方を踏まえてどうすべきか、というtipsを集めた本。

本書のメインテーマではないが、要求機能→機能→機能要素→機構要素→構造→全体構造という連関から成る「思考展開図」が掲載されている。表現は違うが、内容は「問題解決手法」と通じるところがある。
「要求機能」で問題(イシュー)を特定し、機能及び機能要素で、問題箇所の特定(Where)と発生原因(Why)に分解する。機構要素で、Whyの解決策を導き(How)、それを組み合わせることにより(構造→全体構造)、当初のイシューへの解決策を提供する。

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