有名な本だが、まだ読んでいなかった。ある方に紹介いただいて、まず借りて読んでみた。
著者は、企画するためのツールを「考具」と呼んでいる。本書は、「考具」を、
- 情報を入れる
- アイデアを広げる
- 企画に落とし込む
- スパイスを効かす
聞いたことがあるツールもあったが、一番「初めてのツール」が多かったのが「アイデアを広げる」領域のツール。手持ちのアイデアをやりくりしたり、それを企画書にまとめることは比較的行っているのだろうが、「アイデアを取り入れる」ことへの注力が少なかったという証拠だろう。「アイデアを広げる」ことを、意識して行っていこうと思う。
「アイデアを広げる」の項で記しているツールのうち、一番新鮮だったのが「カラーバス(color bath)」。「色」に着目して、物をリストアップしていく方法。全く無関係なものが沢山挙がってくるが、それらを組み合わせたり関係付けることにより新たなアイデアになることがある。大変面白い思考法だと思う。
本書は借りた本、だけど買おうと思う。
- 著者のページ。追加情報やQ&Aなどがあって、面白いです。
- 東洋経済の「考具」番外企画。「考具」のツールを使って、実際に新企画を考えてみたページです。
- カラーバスをまとめたKnowing-Doingのコミュニティ。
考具―考えるための道具、持っていますか? | |
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