マイ・ゴール これだっ!という「自分の目標を見つけられる本」
リチャード・H・モリタ著
ゴールを明確に描けば成功する、と人は言う。そして、それを理解してゴールを設定しても、ゴールに到達できない場合が多い。それはなぜか。著者は、「それが本当のゴールではないから」という。自分が、心の底から達成したいと願うゴールではなく、とりあえず設定したゴールのため、達成しないのだ。
では、どのようにすれば、「自分のゴール」が明確に描けるのか。それは、本当の自分を見つけることから始まる。本当の自分は、自分の生い立ちに深く関係している。両親の考えや、幼少時代から今までの生き様、そして老いるまでの考え方から湧き出る「本当の自分」に立脚していない「ゴール」には力がない。
著者は、以下の11のフェーズに対する469個(!)の質問について回答をすれば、自分の目標を見つける手がかりになる、という。
- 基本項目
- 幼児期
- 小学校時代
- 中学校時代
- 高校時代
- 大学時代
- 新社会人時代
- 新社会時代を経てから現在に至るまで
- 結婚(新婚)時代
- 新婚時代を経てから現在に至るまでの家庭生活
- 老年期
一度くらい、自省の意をこめて、膨大な数の質問に答えてみてもいいかな、と思いました。ですが、過去の理解と、「本当に達成したい自分の目標を立案する」ことの結びつきが、まだしっくりきていません。本のトーンが若干新興宗教みたいで、なじめなかった。途中にある150ページ近い物語仕立ての「自分目標発見物語」も、ちょっとオーバーだなと感じました。
マイ・ゴール―これだっ!という「自分の目標」を見つける本 リチャード・H. モリタ ケン シェルトン Richard H. Morita
おすすめ平均
気分が悪くなりました
この本にめぐり会えたことに感謝。
生きる自信と希望が湧きあがる本
フロイト流
これまでとは異なる成功本
Amazonで詳しく見るby G-Tools
コメントする