40歳からの仕事術

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大手メーカ「東都電気」の企画次長が、自分の「考え」を生み出し、「事実」で裏付け、周囲を「納得」させて行動させて成果をあげることにより、自分も会社も社会もハッピーになる、という物語仕立ての本。著者はATカーニー VPの山本真司さん。新潮新書。

主な内容は、


  • 第1部 思考法
  • 第2部 分析技術
  • 第3部 コミュニケーション技術
  • おまけ 時間の使い方

です。

ある方からのご紹介で、購入した本。
各章にまとめが入っていて、読みやすく復習にも役立ちます。コンサルタントが書く本は、大体、章ごとに「まとめ」があります。読者に上手にエッセンスを理解していただく為の手法なのでしょう。

今日は、第1部の「思考法」から気付いたところをピックアップ。

「考える」ことは、「イマジネーション」を働かせること。これは右脳の仕事であって、言葉や論理の左脳ではない。
(他人の意見ではなく)事実を元に、自分の考え(=イマジネーション)を創る。その後、イマジネーション(=仮説)を検証する。

キャズムの第4章、「情報に基づく直観」にも、同じような記載がありましたね。 イマジネーションを膨らませた後、「イメージを動かす」ことによって、リアリティを出す(キャズムでは、「具体的なシナリオを描く」と表現)のですが、私にとって、ここが一番難しく、苦しく、一方では、わくわくするところでもあります。傍から見ると、仕事をしていないように見えるだろうなあ。


このブログも、「事実」から何を結論付けるかの練習に使ってみたいと思います。

追伸 新潮新書のため、Amazonで何かのついでに買おうと思っていたらついつい忘れてしまいました(714円を1冊買うと送料かかるし)。オアゾの丸善で第4刷を入手しましたが、「残部僅少」でした。

40歳からの仕事術
山本 真司

おすすめ平均 
武器は思考力だ!
若手にも役立つ仕事術
完成度が高い
40代がこれからのことを真剣に考えるときすばらしい本
タイトルが違う・・・・

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このブログ記事について

このページは、thikが2005年1月26日 01:09に書いたブログ記事です。

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