金哲彦さんの、2004年の本。「体幹で走る」「背中を意識する」などの金さんのポリシーは、この頃から連綿と続いています。
「マッスル補強体操」は、金さんのオリジナルですね。当時は、以下の10個で構成されていました(今は少し変わっているような気がします)。
- かかとの上下運動
- スクワット1
- スクワット2
- ツイスト
- 腕振り
- 足踏み
- 腹筋1
- 腹筋2
- 臀筋(うつ伏せで足を持ち上げる)
- 骨盤流し
様々なレベルの市民ランナーの典型的な課題と、それを克服するためのトレーニング方法について、本書の半分くらいのページを割いています。自分に近い人へのアドバイスを参考にするのもよいと思います。
また、この本がユニークなのは、金さんの歴史に触れてある点です。トップアスリートだった金さんが、マネジメントに携わって全く走らなくなり、その後皇居1周で歩いてしまったエピソードにはびっくりしました。
カラダ革命ランニング―マッスル補強運動と正しい走り方 | |
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