館山若潮マラソンのコツ:コース、往復、会場、給水編

先週末に、館山若潮マラソンを走ってきました。暑い日でしたが、無事完走できました。来年のために、「コツ」としてまとめておきます。

コースについて

館山若潮マラソンのコースは、前半は比較的フラット、後半は大きなアップダウンがあります。
でも、細かく見ると、前半も小さなアップダウンが続きます。ここで脚を使ってしまうと、後半に全く走れなくなります(昨年の私のパターンです)

館山若潮マラソンを走ってきました。 記録は全然ダメでしたが、大会はとても良かったです。

スタートロスは5分程度(4時間~4時間半エリア)

今年は、「4時間から4時間半」のエリアのやや後方に並びました。スタートロスは5分程度ありました。
グロスのタイムを狙う場合には、なるべく前の方に並んだほうが良いです。

スタートから自衛隊(4km地点)まで:ほぼフラット

スタートからしばらくは2車線です。応援も多く、気持ちが高ぶります。
でも、まだ集団なので、ちょっと走りにくいかもしれません。

自衛隊までの海岸沿いの道は、ほぼフラットです。

自衛隊前の折り返し:少しアップダウン

自衛隊前で、数百メートルの折り返しがあります。海岸に向かってやや下り、その後登って内陸に入ります。
自分の前後に沢山の人がいるのが判りますね。

館山若潮マラソン 自衛隊前の折り返し

平砂浦(約17km)までは、細かいアップダウン

自衛隊を過ぎると、やや内陸に入ります。たまに海岸線にでますが、また内陸に戻ります。これを何回か繰り返すので、その度に10m程度のアップダウンがあります。

10km過ぎの「休暇村館山」は、第1関門があります。復路とはここで合流です。

右手に大きな平砂浦ビーチホテルが見えると、細かいアップダウンはほぼ終了となります。

平砂浦ビーチホテルを過ぎると、22kmの左折まではフラット

平砂浦ビーチホテルを過ぎると、防砂林の脇を進むフラットな道になります。
左手にはゴルフ場や、乗馬コースがあります。

館山若潮マラソンのコース

アロハガーデン館山のエイドが約21km地点です。クリームパンやバナナで栄養補給です。ここで、ほぼ半分ですね。

この先もフラットな道が続きます。 今年は風もなく穏やかでしたが、風が吹くと砂が痛そうですし、走りにくいかもしれません。

目の前に陸橋が見えてくると、フラットな道も終わりです。坂を少し登って、左手に大きく曲がり、内陸部を戻っていきます。

30km地点までは、登り気味。細かいアップダウンあり

折り返して内陸部に入ります。ちょっとしたアップダウンが続きますが、どちらかと言うと上昇気味です。

前半に飛ばしすぎると、ここで一気に脚に来ます。

セブンイレブンの前を左折して進むと、27km地点には、大エイドがあります。温かい紅茶も完備してありましたが、今年は気温が高かったのでお世話になりませんでした。

往路に通過したゴルフ場を左手に見下ろしながら進みます。「あ、結構登ってきたんだなあ」と気づくでしょう。

30km過ぎに、急な上りが2つ

30kmを過ぎると、「この先500mに急な登り」の看板があります。
覚悟して登ると、「あれ?それほどではないなあ」と思うかもしれません。

でも、本番はこれから! 正面に私設エイドがある道を右折すると、ここからが登りの本番です。

日が差さない、ちょっと暗い切通しを登っていきます。

登り終わって少し進むと、私設エイドが!梅干しやホットコーヒー、おにぎりがあります。しっかりお礼をしましょうね。

32km過ぎで、一気に下って往路に合流

私設エイドをすぎれば、もう大きな登りは有りません。右手に先に走っている人が見えてくると、大きく右に曲がって、往路に合流です。

館山若潮マラソンのコース:往路に合流

自衛隊までは、約6km、数回の細かいアップダウン

往路に合流すると、残りは約10kmです。往路を約6km戻って、自衛隊まで戻ってきます。
往路同様、集落を越える時に、ちょっとしたアップダウンがあります。脚が「売り切れ」の状態だと、ここが全く走れなくなります。後半に気持ちよく走るために、前半のセーブが重要だと思います。

館山若潮マラソンのコース

自衛隊をすぎれば、残り4kmのビクトリーロード

自衛隊を過ぎると、あとはゴールまでフラットです。応援も増えてきます。
最後のエイドで休憩するもよし、そのまま走り抜けるのもよし。

気持ちよくゴールしたいですね。

給水所について

給水所は、オフィシャル8か所

オフィシャルの給水所が、全部で8か所あります。

No. 地点 提供物品 トイレ
1 約6km スポーツドリンク、水
2 約11km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、水、スポンジ 5基
3 約15km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、水、スポンジ 5基
4 約21km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、水、スポンジ 8基
5 約27km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、温かい麦茶、水、スポンジ 8基
6 約32km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、温かい麦茶、水、スポンジ 5基
7 約37km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、温かい麦茶、水、スポンジ 5基
8 約40km スポーツドリンク、特製クリームパン、バナナ、塩、あめ、温かい麦茶、水、スポンジ 5基

ほぼ5kmおきですね。

後半には、暖かい麦茶もあります。今年は暖かい天気だったのでお世話になりませんでしたが、寒いと貴重ですね。
なお、27km地点の麦茶は、ちょっと後ろに並んでいました。

館山若潮マラソンの麦茶

ボランティアさんの給水所もあります

大きなボランティアの給水所が25km付近と、30kmの坂の手前、そして32kmの往路合流の手前にありました。

館山若潮マラソンのボランティアエイド

他にも、ボランティアさんがチョコやコーラなどを配っていました。

オフィシャルエイドの中身は?

オフィシャルエイドでは、一番手前にスポーツドリンクが並んでいて、その次が水です。
クリームパンとバナナは、水の前の場合もありますし、後ろにあった給水所もありました。

クリームパンは、館山中村屋の特製クリームパンです。半分に切ってあって食べやすいですし、美味しいですよ。

また、32km地点の給水所では、冷却スプレーがありました。

往復について

私は、電車で往復しました。行きは臨時特急「さざなみ93号」、帰りは特急「新宿さざなみ4号」です。

行きの切符は早めに予約した

1か月前に切符を取ったので、行きの電車は無事に予約が確保できました。電車に乗ったら「指定席は全部売り切れです」とアナウンスしていたので、間際では切符が売り切れてしまうかもしれません。

館山駅から会場へのバスは、待ち時間数分

館山駅からのバスは、それほど待ちませんでした。
係員が人数を数えて、連なってくるバスに的確に割り振ってくれました。

朝の道路は渋滞もなく、4,5分で会場近くのイオンに到着しました。

イオンから会場までは500m程度歩きます

館山駅からのシャトルバスは、イオンに到着します。その後、会場までは500mくらい歩きます。
8時50分頃でしたが、会場手前の橋は、まだ交通閉鎖していません。そのため、歩行者は1列で歩くので、のろのろの渋滞でした。
余裕をもって行動したいですね。

帰りのバスは渋滞で動かず、駅まで歩いたほうが速いかも

会場を後にしたのが15時すぎ。まだランナーが走っています。
そのため、交通規制がかかったままでした。

帰りの会場→館山駅のバスは、道路が大混雑で動きそうもありません。イオンから出る一般の買い物客の車も、全然動いていません。

イオンから館山駅までは、2km程度なので、混んでいるときは歩いた方が速そうです。

帰りの電車は特急の自由席、でも余裕で座れた

帰りは、16時1分の「特急 新宿さざなみ4号」に乗りました。
9両編成で、1~5号車が指定席、6~9号車が自由席です。「指定席は全席売り切れ」と言っていたので自由席に並びましたが、余裕で座れました。

会場にて

今年は昨年と違って、晴れて暑かったので、会場で歩き回る余裕がありました

スタート前は、お汁粉と焼きいもの無料配布

スタート前には、お汁粉と焼きいもの無料配布がありました。
お汁粉には、しっかりとお餅が入っています。甘いものを摂って、エネルギー補給に良いですね。

ゴール後にもクリームパンとバナナと水、そして豚汁が無料配布

ゴールすると、シューズのチップを外して記録証をもらいます。
その後、クリームパンとバナナの配布があり、水もペットボトルで頂けます。

そして、朝方にお汁粉を配っていたエリアの隣では、トン汁が無料で配布されています。

館山若潮マラソンのトン汁

トイレはあまり混んでない

会場のトイレは、それほど待ちませんでした。待ち時間は15分程度でしょうか。寒くなかったためかもしれません。

まとめ:後半のアップダウンの攻略がカギ、応援も多い素晴らしい大会

館山若潮マラソンは、後半のアップダウンが攻略のカギとなります。前半も完全にフラットではないので、そこで足を使い過ぎないことがポイントでしょう。

沿道の応援も多く、また会場での「おもてなし」も素晴らしい大会です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

●他の方のブログもどうぞ!↓
にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログ 市川情報へ にほんブログ村 その他スポーツブログ 超ウルトラ・ウルトラマラソンへ