第3者による冷静さと新たな切り口が、新事業を生み出す

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「思ってもみなかった応用分野を発掘,自社とは違った角度から自社技術を見直すことができる」というタイトルの記事。

NEDOによるマーケティング支援プログラムの一環として技術紹介したところ、当初と全く違った応用分野が見つかったとのこと。

より大きな事業機会をつかむため,また事業リスクを減らすためには,なるべく多くの応用分野を持っていることが強みになる。
その通りだろう。但し、多くの応用分野を持てば、投資も膨らむ。その見極めが肝だろう。

また、NEDO(及び、NEDOの記事をみてコンタクトした人)という第3者に、自社の技術を客観的に分析してもらうことは良い効果を生むのだろう。さらに、第3者がもつアイデアと融合させることのより、新たなアイデアが生まれる。
(「アイデアの作り方」にも、「アイデアは新しい組み合わせである」とありました)


追伸 優れた(と当人は思っている)技術を元に新規事業を立ち上げようとしている筆者は、参考になりました。比較的デバイスに強いNEDO以外にも、広くこのようなスキームがあればいいなあ、と思う。

また、「コアの技術」を適切に説明できる能力が重要だ。技術を平易に説明しすぎても応用範囲の発想が狭まってしまうし、正確に説明すると、理解できる人が少なくなる。

(9/22 AM2:00 ちょっと修正)

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このページは、thikが2005年9月21日 23:37に書いたブログ記事です。

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