できる上司の仕事はここが違う!
リーダーの仕事は、戦略的/実務的課題のX軸、ルーチンワーク的/適応指向型課題のY軸の平面であらわされる。どこにポジションを置くかはケースバイケースだが、おおむね戦略的・適応指向型課題が必要だ。
リーダーは、全員の意識をあわせ、ゴールに向かっての課題解決を行う必要がある。これらは、以下の7つの行動で実現できる。
- 展望台から眺める:今、自分たちがどこにいるか、どこに向かうべきかを知る。
- 真実の姿を伝える:上で知ったことを、関係者全員に知ってもらう。
- 競合する価値観を明確化する:関係者の思いを明らかにする。思いの違いが存在するのは当然。そこに気付けばゴールに向かって進む方法のコンセンサスが取れる。
- 価値観の変化を支持する:従来の延長ではゴールへ進めない場合には、従来と異なることを行うことを後押しする。
- 対話を促進する
- 部下の苦痛を調整する
- 全員に集団としての責任を取らせる
図書館で見つけて、軽いタイトルに惹かれて、さっさと読んでブログネタにしよう、とおもったら、結構いいじゃない、この本。というわけで、半分まで読んだところで今日はおしまい。週末までに読むことにします。
題名は余り適切ではないですね。原題は、"The Real Works of Leaders"であり、こちらのほうがしっくりきます。日本語の「上司」は中間管理職的な色合いが濃いと私は思うのですが、本書が対象としているのは「リーダー」です。CEO、とまではいかなくても、かなりの権限(特に人事権)があるレベルを対象にしています。
って、あてはまらないじゃないか>私
できる上司の仕事はここが違う!―経営の現場に学ぶ実践リーダーシップ
ドナルド・L. ローリー Donald L. Laurie 小林 薫
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